介護未経験の私が、初任者研修受講を通して感じた「チーム戦」

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みなさま、こんにちは。

今回は、介護職未経験の私が、介護の資格のはじめの一歩である

初任者研修

の講義を受講したときのお話です。

週1回、15日間。

寒かった季節から若葉生い茂るころまでは、

長いようで短いものでした。

また、実際どういう方が受講されているのかについて

引用したグラフを用いて紹介しますので

こちらもご参考になさってくださいね〜。

関連の記事は、こちらから♪

講座の概要は、こんな感じ

講座の概要は、ざっくりですがこんな感じです。

  • 1日目〜4日目   人権と尊厳・介護保険制度・介護に関する基礎理解
  • 5日目〜12日目   自立に向けた介護(移動・移乗・整容・食事・排泄・入浴)
  • 13日目〜14日目  終末期介護・総合演習
  • 15日目      振り返りと修了テスト

前半は、座学。後半は、実習が中心。

医療や介護に携わっていない方だと、見慣れない言葉が

いくつかあると思います。

私も最初は、?でしたが、すぐに慣れます。

テキストは、漢字に全部ルビがついている!

講座に使うテキストは、全ての漢字に「ふりがな」がついています。

なんで?と思われますよね。

その理由のひとつは、母国語が日本語以外の方が読まれる際の

配慮として、のようです。

介護の仕事は、日本人以外の諸外国の方も多く就いて

いらっしゃるそうです。

講師は、豊富な介護キャリアの面々

講座の講師は、何人かの方が交代で務められていました。

年齢は、30代〜70代。

女性の講師がほとんどで、男性はお一人。

どの方も介護においては、長年のキャリアを持っています。

また、介護に従事したきっかけもさまざま。

  • 音楽教師⇨専業主婦を経て、介護職
  • 専業主婦⇨介護職しながら大学で学んで、心理系の資格取得
  • 高校卒業⇨介護職⇨他の仕事⇨介護職へ復帰

どの講師もさまざまな介護現場を経験されていらっしゃいます。

半数の講師が、現場での活躍をしながら

講師を務めていらっしゃるとのこと。

それゆえ、淡々と授業が進むというよりも

介護あるある〜な話を交えながらで、楽しいものでした。

座学は、睡魔との戦い、でもあったりしました

講座は、朝9時半スタート、数回休憩とお昼休憩。

夕方まで講義がありまして、座学だと

睡魔

に襲われることがしばしば。

ほとんどが、仕事をしながら受講しているというのも

ありますが・・・。

受講前夜は、早めの就寝!そして

お仕事や家事育児をされていると、なかなか

厳しいかもしれませんが、受講する前の夜は

早めの就寝をおすすめします。

また、

  • シャキっとする飲み物(コーヒー、炭酸水)
  • 目薬
  • ミント系のタブレット(こっそり食べる)

などで、睡魔対策をしましょう。

それでも、なかなか敵は手強いですが笑

グループワークでみんなと仲良くなっていく

まずは、近くの席のメンバーとグループワーク

座学の時から、○○について話し合いをしましょう、と

いうグループワークがありました。

まずは、近くの席のメンバーからスタート。

講師から言われた通りのものを簡単なイラストにする

というワークがあり、それを見せ合いっこ。

これは、相手が発する言葉をそれぞれが

どう捉えるのか?というものでした。

例えば、大きな池があります、と言われたときに

それぞれが描く池の大きさは、まちまち。

どれも正解なんですよね。

コミュニケーションの勉強になりました

コミュニケーションをとる際には、それぞれ

捉え方があるがゆえ、時としてトラブルに

なるのは、避けたいところですが、むずかしいですよね。

介護の勉強としてはもちろん、コミュニケーションの

勉強になったなぁと強く印象に残っています。

クラスの雰囲気は、穏やかであったかい

講師いわく

「このクラスって、とても穏やかよね」

だそうです。

確かに、みんな時間きっちり守っているし、

私は、実習が苦手でしたが、

そこは得意な人がさりげなく

カバーしてくれます。

私が得意?だったのは、グループワークの発表。

発言するのは、たとえ穏やかなクラスであっても

恥ずかしいもの。

私は、大学のスクーリングでもなるべく積極的に

発言をしていた(授業態度も考慮されるため頑張ってた)

こともあったからかもしれません。

実習、介護職従事者の腕が光り輝く!

実習は、身体を動かして、グループワーク中心なので

とても楽しくてやりがいがありました。

が、ベッドメイクや利用者さんの着替えなどは

手早く進めなければなりません。

未経験な私は、毎回冷や汗タラタラでした。

対照的に介護職に従事しているメンバーは、

日々の仕事で「当たり前」にやっていることばかり。

サクサクと動いているのを見て

「すごい・・・」

と同時に、自分がなんだか情けなくもなりました。

従事者は、利用者への声かけもとっても自然で

相手の目線に合わせて、さりげなく手早く次の

ことにつなげていけるんですよね。

「そんなの、普通だよ!」

と言われるかもしれませんが、そのスムーズな動きは

日頃の賜物なんだと尊敬の眼差しを送る私でした。

修了テストについて

座学・実習が進んでいく中でも

メンバー共通の悩みは

修了テストに受かるのか

でした。

講師の「ここ大事ですよ!」は、ホント大事!

テキスト中心の授業の際に

「はーい、ココ。重要ですよ〜。マーカー引いてくださいね」

と言われたら、必ずマーカーを引きましょう。

高確率で、テストに出題されるからです。

心配な私は、プラスで付箋をつけておきました。

テキストにもひと工夫

通信制大学での勉強にも取り入れていましたが、

テキストにインデックスを貼っていました。

その理由は、テスト対策と目次を見る回数を減らすため。

貼る作業は、面倒ですがテキストを読み返すときには

とても役立ちますよ。

インデックスを貼りながら

「へぇ、こんな勉強をするのか」

とおおざっぱですが、読み進める作業のひとつにもなります。

テストに持ち込みしていいもの、ダメなもの

私が受講したスクールに限定されるのかもしれませんが、

修了テストでは、テキストすべて持ち込みが可能です。

ダメなものは、

  • ノート
  • 学習のしおり(手引き)
  • テキストに貼り付けた大きなメモ

例えば、レポートの答えを直接貼り付けるなどは

ダメです。

テキストへの書き込みは、大丈夫ですが

とはいえ、過度な書き込みはおすすめしません。

せいぜい、専門用語の意味を書く、にとどめましょう。

最終日に復習の時間はある

最終日は、主に振り返りとして復習の時間があります。

これってなんだっけ?というのを講師から言われて

メンバーが答えを言い合ったり

怪しげな回答となったら

「これ、習いましたよね〜、○回目で」

と講師が苦笑いして、助け舟を出してくれました。

試験は、1時間

最終日の午後。大体3時くらいから試験が始まりました。

全部選択肢問題。

レポートと問題の形式が似ていて、

うっかり引っかかりそうな、問いかけが多いです。

前の記事にも書きましたが、自動車免許の筆記試験みたいな感じ。

緊張しつつも、大体30分くらいで解き終わりました。

問題・解答用紙は提出なので、

問題用紙の持ち帰りは、できません。

結果は、2週間後に郵送される

15日通い続けて、テストも終わったとき。

寂しさがありました。

「また来週!」

がもう言えないんだなぁ。。。とセンチメンタルな気持ち。

と同時に無事に終えられたという

安堵感もありました。

合格率は、ほぼ100%とテストの点数は非公開

テストの点数は、教えてもらえません。

また、合格したかどうかは2週間後に自宅郵送。

落ちる人は、ほぼいないらしいです。

合格基準点は、70点

自宅郵送に結構時間かかるんだなぁと思ったら

何と、3日で郵送されてきたメンバーが!

その理由は、就業先がすでに決まっていて、

すぐにでも資格証が必要だったらしいとのこと。

これは、緊急な場合だと思いますので、

あらかじめ申し出ないと、だめかな?です。

合格したかどうかだけでも速報で知りたい!が

本音だったりしますけどね笑

資格証ってこんなんです

2週間後、立派な証書がやってきました。

ぼかしが多いのは、ご容赦ください。

資格証届いて、やれやれってところです。

これで介護施設で「いざ」というときには

働くことができます。

初任者研修を受講する年齢層の割合について(外部資料引用)

みらい福祉カレッジさんからの資料を引用しています。

下記のグラフで、お分かりになるかと思いますが、

受講する年齢層の割合と合格実績は下記の通りです。

初任者年代別合格グラフ
30代〜40代が多いですね。

また、こちらは学ぶ働く研究所さんのサイトからの引用です。

初任者研修における各年代の関心度合いについて。

初任者関心度グラフ

コロナ禍となった2020年の春以降は、

働き方に変化が出てきており、

若い人の関心度合いも増えているとスクールの先生が

おっしゃっていました。

まとめ

15回の講習と自宅でのレポート。

しんどいなぁという時もありましたが、

学ぶ前と後では、介護に対する見方が変わりました。

老いることを素直に受け止められるように

なった気がします。

なるべく、介護のお世話にならないように

日々精進しなくちゃと感じました。

これで介護の勉強は終わり・・・と

言いたいところですが、なぜかその次の

介護の勉強をすることになりました。

それについては、また後日に♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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