みなさま、こんにちは。
今回は、介護の資格のひとつである
実務者研修
の通学講座のひとつ、介護過程III(かいごかてい3)についての
お話です。
実務者研修について、
介護のスクールでは、カリキュラムの情報や
受講者の感想は、載せられていますよね。
でも、受講者の「リアル」な声って
100字程度の文面で
「納得」「理解」できるものかな?
ちなみに私は、「あまり」理解できなくて
受講体験を書くことにしました。
つまり
が、私の回答です。
(介護業界の方で、異論を唱える方もいらっしゃるかと思いますが・・・)
この記事を読む前にこちらのの記事を読んでいただけると
うれしいです。
contents
実務者研修の対面講座では
- 介護過程III
- 医療的ケア
の2分野を学習します。
介護過程の学習期間は、5日間。
医療的ケアは、2日間。(1日の場合もあるようです)
実際の学習の様子などは、三幸福祉カレッジさんサイトをご覧ください。
介護課程とは、「利用者(介護する人)」に向き合うための学習
学習者の立場である私の捉え方です。
利用者さんという1人の人物へ
向き合うためには、どうしたら良いのかを
とことん考える学習なのかな、です。
例えば、左足が動きにくい高齢者。
「じゃあ左足をサポートすればいいんだね!」
超大まかに言えば、そうなりますが・・・。
- 右手足の障害はどの程度か
- 高齢者と言うけど、何歳なのか
- 性別やその他健康上問題はどうなのか
それ以外もその人に関する情報は、
たくさんあるので、それらをピックアップする必要があります。
介護過程は、利用者の将来を考え、良い方向へと導く「共有計画」
私が感じた、5日間の学習の「ねらい」についてです。
介護が必要な方って、自分でこうしたい、ああしたいと
思っても、自力ではどうにもならない現状があります。
それをサポートする人間の1人が、介護職員。
(医療や福祉関連の方もたくさん関わります)
で、今のままだと悪化するパターンと
リハビリなどを続けていけば、少しずつ良くなっていく
パターンを考えます。
それもその人の情報をかき集めて。
利用者さん本人は、誰かのサポートが必要とされている現状。
でも「こういう生活をしたい」希望はあります。
利用者さんの出来ることと希望を結びつけるために
どんなサポートをするのが適しているかを検討。
小さな目標の積み重ねで利用者を支える。
日々、観察をしていく。
ということを実践しましょう!だと思います。
最終日の5日目は、修了筆記テスト(丸バツクイズ)と
実習テスト(講師を利用者に見立てて介護)があります。
これがもう、緊張しまくりでした。
筆記テストは、テキスト観ても大丈夫!
ただ、実習会場は、教室内。
衝立(ついたて)はあるものの、自分が実践している時の
声かけは、クラスメートにまる聞こえです。
私のクラスは、15人ほどいましたが、
15通りの介護パターンがあるんだな、と思いました。
また、普段介護現場で働いている人は
「こなれ」ていましたね。
さすがです。
介護も子育ても自分育ても「似ている」
私は、子育てと自分育て(勉強や体力作りが該当する?)は
経験していますが、親の介護などは、未経験。
思うに、人と関わることって、
いずれも似通っているなと。
表面だけで、やり過ごすのではなくて
正面から向き合うことが大事なんだなぁと
感じました。
実務者研修について
ここであらためて。
実務者研修は、介護福祉士国家試験を受験するためには、必ず受講しなければならない講座です。試験を受験するためだけではなく、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得も目的としています。
介護職員として働くうえで必要な介護過程の展開や認知症等について学ぶことができ、介護の専門家として生涯働き続けるためのスキルを磨くことができる講座です。
三幸福祉カレッジ 介護福祉士実務者研修とは より
15回の講習会を通学受講する
自宅学習(1〜2ヶ月程度)と6〜7回の通学受講(介護過程・医療的ケア)
介護福祉士受験資格がゲット!
ただし、従事日数が540日必要となります。
詳しくは、ケア資格ナビさんサイトをご参考ください。
介護業界で働くが先?資格取得が先?
介護業界で働くのは、資格なしでも
「可能」な就業先はあります。
いろいろなパターンが考えられます。
- 初任者研修を受講後、就業
- 初任者研修〜実務者研修まで受講後、就業
- 初任者研修受講⇨就業⇨実務者研修
どれが一番良いのかは、その人次第。
いずれにせよ、介護施設で就業する中で
「初任者研修」「実務者研修」は
避けては通れない資格です。
まとめ
医療的ケアを受講していない現在ですが
(2021年9月に修了しました!)
5回連続(週1)丸一日、教室に缶詰状態は
なかなかハードです。
終わった今は、ちょっとだけ腑抜けな
状態です。
勉強は、楽しいですが「体力」も必要ですね。